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「政治研修会」と「新年旗開き集会」を開催 (2014・01・24)

政治研修会

連合大阪河内地域協議会主催で「政治研修会」と「新年旗開き集会」を開催しました。

政治研修会では「労働法制の動向」というテーマで、UAゼンセン出身の川合孝典(かわい たかのり)前参議院議員を講師にむかえ開催しました。

いま、連合は「労働法制の保護ルール改悪阻止キャンペーン」を行っています。

川合さんの参議院議員時代の経験を踏まえ「労働法制がどの様に変わってきたのか」「安倍政権がアベノミクスの影に隠れて何をしようとしているのか」を国会の裏話を交えてながらご講演いただきました。

民主党参議院議員時代と違い、第三者的に国会内で何を行っていたのか、違った目線で見えてきた。民主党政権時代「決められない政治」と言われたが、振り返ると一部の議員だけで決めていた政治であった。

当時の与党である自民党を倒す事に傾注し、領土・憲法問題など議論されず、党内の理念・イデオロギーにより党内が割れていたと反省する。

民主党が野党時代は、政治方針決めなくてもよかったが、与党は決めないといけない責任がある。党内の方針がなかったのが国民の批判を浴び支持率を落としたのではないか。

しかし、民主党政権時代は、勤労者を大切にしながら、出来の良い政策を作ったと自負する。政党は志を一にする人達が集まらないといけない。民主党を再生するには、政治方針の合意形成が必要である。出来ていない政党ではいけない。

労働法制の一連の動きについて、ホワイトカラー・エグゼンプションや限定正社員、派遣法の資料・材料の多くを連合に提供し、問題提起を行った。

一例で言うと、高年齢者雇用安定法の決まる過程で、連合系議員と協同で「年金支給開始年齢まで雇用継続」に取り組んだ。60歳定年を迎えても「年金が満額支給されるまで、希望者全員を雇用しなければならない」という法律案であったが、経営者団体の反発もあり、ネガティブ・キャンペーンを繰り広げられた。

当時は、与野党で衆参のねじれ国会であり、野党の協力なければ法案が通らない。法案の条文書き換え「原則として」を付け加えたら、恣意が働き法律の主旨が変わってしまう。どうしても会期中に法案を通したかった。経団連を参考人招致する寸前まで行った。 妥協案として、本則は書き換えないが付則を付けたことで、会期中に法案がぎりぎり通過することが出来た。 連合が応援している民主党であったから労働者側に立った法律が出来た。

また、民主党の掲げたマニフェストの労働雇用法制部分は、全ての法案を通した。 自民党に政権交代後は、その反動で安倍政権にやり返されている。 労働法制の改悪が行われると、労働組合が組合員の雇用を守れないかもしれなくなる。 第1次安倍内閣時代「ホワイトカラー・エグゼンプション」の論議があったが、当時の連合は元気で、大反対キャンペーンを行い廃案となった。政府は「労働時間にとらわれない自新年旗開き由な働き方」といっているが、今でさえ残業しなければならない。労働時間の規制がなくなると過労につながり、ブラック企業が増える。 その危険性について、組合役員の理解が必要である。 限定正社員は、転勤しなくてよい正社員制度で、言い換えれば「クビにしやすい正社員制度」である。

労働法制の国会議論は、今年の4月以降に行われる予定である。 民主党が少数野党となった今、連合が力を結集し労働法制の改悪阻止に向けて取り組まなければならないと語っていました。

その後、連合河内の「新年旗開き集会」を開催しました。来賓 に連合大阪の山ア弦一会長や柴谷府議会議員、大星八尾市議会議員、堀川河内長野市議会議員も駆けつけていただきました。また飛び入りで、田中誠太八尾市長もご挨拶をいただき盛会に開催しました。

 

 

 

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